夏の風物詩でもあるペルセウス座流星群は夏休みの一大イベントでもあります。
ペルセウス座流星群は3大流星群の1つで、毎年7月後半から8月後半の1ヶ月間が活発になる流星群です。
2021年は東京でも月明りがなくペルセウス座流星群が好条件下で見れると言われています。
年により違いますが、毎年8月12日~13日頃に極大となり、方角や条件がよければ1時間に80個以上の流星が見ることも出来ることもある、とても見ごたえのある流星群です。
ここでは東京で、2021年のペルセウス座流星群がいつ、どの方角から見れるのか時間帯など紹介していきます。
ペルセウス座流星群2021l東京はどの方角・方向で見れる?
2021年のペルセウス座流星群が見えやすい方角は特にありません。
東京では見えないという意味ではなく空を見上げれば見えるという意味です。
あえて観察に適した方角を示すなら以下の2点になります。
・街明かりの影響がない方角
・月が出ている反対側の方角
東京の街中ですと明るすぎるとペルセウス座流星群が見えないので街明かりが邪魔しない場所がいいでしょう。
2021年の観察時の月は細い三日月になっているはずなので見にくいということはないでしょうが反対側がベストです。
マンガであるようなロマンチックに寝転がって夜空を見るなんてことも楽しいでしょうね♪
また、明るい屋内から出てすぐは夜に目が慣れていないため、夜空を見ても星が見えません。
観測する際は15分程、夜空を眺めて目を慣れさせてください。
そのため真上を向くよりかは、夜空全体が見れる場所を選んだ方が長くペルセウス座流星群を楽しめますよ。
よく星の観測と聞くと望遠鏡などが必要だと思い購入してしまう人がいるのですが、ペルセウス座流星群は肉眼で十分に観測できます。
早まって望遠鏡など購入しないように気を付けてくださいね。
ペルセウス座流星群2021l東京のピーク時間と見頃は?
2021年のペルセウス座流星群は8月13日の午前4時頃に流星群の活動が最も活発になると予想されています。
東京でも12日の日没後から13日夜明けまでが観測のチャンスです。
昨年も夜空が暗い場所では観測出来たのですが2021年は月明りが少ない予測のため、天気がよければ天の川も期待できます。
また、南西の方角の空には木星や土星も見えるので華やかな夜空になると予測されます。
2020年のペルセウス座流星群は12日の夜から13日の開け方によく見れました。
月の状態が良くなく月明りがあったものの、場所によっては天の川と一緒に見れるなど素敵な夜空を見ることが出来たそうです。
しかし2021はさらに良い条件が揃うとされていますので、東京でもキレイな星空が期待できそうです。
夏休みに見れる流星群ということで自由研究に写真を撮りたい子供も多くいるかもしれません。
しかし、星は携帯のカメラや家庭用のビデオカメラには写りません。
ご家庭にシャッターを長時間開けっ放しに出来る一眼レフカメラがあれば、三脚に固定してシャッターを数十秒から数分開けておけば撮影可能です。
もちろん方角は月が映らないように注意してください。運よく流星が横切れば図鑑のような写真が撮れますよ。
ペルセウス座流星群2021l東京で見える場所おすすめ3選
ペルセウス座流星群を見るためには東京から離れた方が見やすいの?と考えてしまいませんか?
東京でもペルセウス座流星群を観測できるおすすめの場所を3つ紹介します。
夢の島公園
周りに住宅が少ないので夜空の観察にはぴったりの場所になっています。
カップルから家族連れまで幅広く利用されており、元がゴミの埋め立て処理場とは思わないくらいキレイな都心のオアシスです。
住所:東京都江東区夢の島2丁目1
奥多摩湖
山に囲まれた奥多摩湖は明かりが少なく星空観察の穴場スポットです。
周辺に無料パーキングがいくつかあり、車からも眺められるので小さな子供が一緒でも見に行ける場所になります。
また、奥多摩は星の名所としても密かに人気のある場所で都内からだとやや遠いですが、それだけの価値がある場所でしょう。
特に【奥多摩湖ダムサイトパーキング】と【月夜見(つきよみ)第2駐車場】の2か所は四季折々の星空を楽しめるとだけあって流星群を見るなら検討をおすすめします。
住所:東京都西多摩郡奥多摩町原
武蔵野の森公園
国立天文台の側にあり流星群の観察にはぴったりの公園です。
周りに高い建物がないため空がよく見えます。
昼間は調布飛行場の飛行機が見れるので子供も楽しめる場所です。
寝転んで天体観測するにはちょうどいい素敵な公園ですね。
住所:東京都府中市朝日町3丁目
まとめ
ペルセウス座流星群2021【東京】方角やピーク時間は?良く見える場所も紹介しました。
東京でペルセウス座流星群(2021)を観察する方向は関係なく、空を見上げればたくさんの流星が見られます^^
2021年は好条件のため、例年よりもたくさんの流星を観察できるだろうと予測されています。
東京で見られるペルセウス座流星群のピーク時間は、8月13日の午前4時頃に流星群の活動が最も活発になります。
東京でも12日の日没後から13日夜明けまでが観測のチャンスです。
流星群の観測は夏でも夜は気温が下がるため、お出かけになる際は上着を忘れないようにお持ちください。